昨日、無事に第6回目のウィレムス研究会を開催することができました。
テーマは、つい先日このブログにもまとめ上げることができた「第3段階のレッスン内容」です。
上記の記事にも書きましたが、いよいよ西洋音楽の導入ともいえる内容が多く行われており、ご参加の先生方にとっても日常のレッスン内容とも通ずる馴染み深いものだったかと思います。
昨日はご参加の先生より「ウィレムス・メソッドのテキストが欲しい!」とのお言葉をいただきました。
たしかに、実際のレッスンに取り入れていくことを考えたらごもっともなご発言とも思います。
DVDを見て、「これ良いな!」と思う実践を断片的に取り入れること自体は容易であっても、系統立てて構築されているウィレムスの音楽教育としての成果を得るために何をどのように進めていけば良いのか、何らかの指針があると良いですよね。
海外では指導者向けのディプロムが設けられており、そうしたコースで数年間学んだ方がウィレムス・メソッドを教授できるようになっています。
このため、「これを見ればできます!」といったいわゆるテキストは出版されていないように思いますが、日本の音楽教育の実情(多くの場合楽器のレッスンとして始められる)を踏まえた上での取り入れ方については、今後何らかの形でまとめることを前向きに考えていきたいと思いました。
来年度の自分の動きを考えると今はちょっと過呼吸気味のため、4月はやむなく研究会をお休みします。
5月以降、また定期的に開催できることを目指して調整していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。