このたびついに、ウィレムスの音楽療法に関する著書 "Introduction à la musicothérapie(音楽療法の入門)" を入手しました!
ずっと気になっていながら、長らく入手できずにいた一冊です。
はるばるフランスからやってきてくれました。
ウィレムスは晩年にこの本を執筆し、さらに音楽療法に関する研究を深めたいと願っていましたが、その希望は叶わず亡くなりました。
薄い本ながら、パラパラめくってみるとこれまでに触れてきたウィレムスの思想が垣間見えるような書きぶりです。
音そのもの、リズム、メロディ、ハーモニーといった音楽の諸要素について「療法」という観点から分析されています。
ウィレムスのフランス語は、ネイティブの方にとっても文体も内容も相当難しいそうで、当然ながら私もいつも苦労しますが、この春休みにしばし向き合ってみたいと思います。
先日子どもたちを連れて大学に行った際、息子が不意に出会い、すっかり夢中になってしまったウクレレ。
ずっと嬉しそうに奏でていますが、優しい音色は聴く側にとっても心地良くてありがたいです。