「聴く力」を育てる音楽教育

エドガー・ウィレムスの音楽教育を日本で初めてご紹介するブログです

歌のためのテキスト①『No. 1: 2音から5音の歌』

以前の記事で、ウィレムスの教育実践では1時間のレッスンのうち、 1.聴覚育成に向けたアプローチ(20分) 2.リズム(10分) 3.歌(20分) 4.音や音楽に合わせた身体の動き(10分) というふうにおおよその時間配分が決められていることを書きました。 ka…

【第1段階】細いクラベスを用いて拍を打つ実践

最近、ブログの内容が脱線しがちでしたが・・・、ウィレムスについて書きたいことはまだまだたくさんあります。 ひとまずは昨年途中のままになってしまっていた第1段階の実践内容について書きたいと思います。 以前の記事にも書きましたが、ウィレムスの実践…

ジュリアード音楽院のショップでお買い物③楽器編

前回まで2回にわたって、今回の旅行で出会った本についてご紹介してきました。 今回は、この写真の右側に写っている二つの楽器について、まとめてご紹介します。 ジングルスティック まずは、こちらのジングルスティック。 きっと見かけることも多い楽器では…

ジュリアード音楽院のショップでお買い物②My First Orchestra Book

昨日の記事に引き続き、ジュリアードのショップで購入してきたものについてです。 昨日の記事はこちら↓。 kazuenne.hatenablog.com ジュリアードで購入したものたち 今日は、この中から中央下に写っている書籍 'My First Orchestra Book' についてご紹介させ…

ジュリアード音楽院のショップでお買い物①Making Music

皆様、あけましておめでとうございます。 新たな一年、どなた様も楽しく健やかにお過ごしになれますように。 ウィレムスの音楽教育としては、今年、その中心的な組織である国際ウィレムス連盟(Fédération Internationale Willems)が創設50周年を迎える記念…

ニューヨーク・シティ・バレエの《くるみ割り人形》

昨日まで一週間ほどアメリカ(ニューヨーク&ボストン)を旅行してきました。 クリスマスシーズンの街は装飾やイルミネーションが華やかで、まさにホリデーシーズンといった風情。 寒くても、どことなく浮き足立って、歩くのが楽しくなります。 (ロックフェ…

土偶を観に、東京国立博物館へ

前回の記事に続き、今日も土偶に関する記事です。 kazuenne.hatenablog.com 最近土偶に夢中の可愛い甥のため、先日、妹ファミリーと私とで上野にある東京国立博物館(通称:トーハク)に出かけてきました。 JR上野駅からの場合、公園口を出て上野公園に入り…

甥っ子と『はじめての土偶』

※今日の記事は、ウィレムスの音楽教育に関することではありません。 私には2歳半を過ぎた可愛い甥がいます。 とても無邪気で可愛くて、私は大変溺愛しています。 今日の記事は、そんな甥っ子くんとのエピソードです。 甥っ子は夏頃から「土偶」に夢中。 さか…

【第1段階】スライドホイッスルを使って・・・

ウィレムスの音楽教育実践では、「スライドホイッスル」という楽器もよく用いられます。 スライドホイッスル、ご存知でしょうか? ↓こんな楽器です。 (ウィレムス国際会議で見た実践が楽しくて、ついその場で購入してしまいました) スライドホイッスルとは…

小物楽器のコレクション

前回の記事では、ウィレムスの音楽教育の第1段階の実践例として、民族楽器など小物楽器を使った音当てクイズをご紹介しました。 kazuenne.hatenablog.com この実践に触れてから、私も、見よう見まねで小物楽器を集めています。 それは、日本でもウィレムスの…

【第1段階】小物楽器の音当てクイズ

前回に引き続き、第1段階で行われているウィレムスの実践をご紹介します。 今回はさまざまな楽器の「音当てクイズ」です! ↓こちらはウィレムス国際会議の公開レッスンで実際に使われていた楽器たち。 写真に写っているのはほんの一部で、とてもたくさんの楽…

【第1段階】耳の"神経衰弱"

ウィレムスの音楽教育にはいろいろな角度から興味深い点が多いですが、中でも手放しに「面白い!」と感じるところは、やはり実践そのものです。 私は2014年にイタリア・ローマで行われたウィレムス国際会議に出席した際に、その実態を知ることとなりました。…

『No. 0 子どもたちの音楽の導入』

前回の記事では、ウィレムスが教育実践についてまとめた著書『教育の覚え書き帳』についてご紹介しました。 kazuenne.hatenablog.com 今回は、その中から『No. 0 子どもたちの音楽の導入』を取り上げます。 ウィレムスの音楽教育は、4歳(3歳)から始めら…

『教育の覚え書き帳』(全17冊)の概要

ご無沙汰しております。 ・・・って前回もこんな書き出しでしたが、諸事情により二ヶ月もの間、更新が滞ってしまいました。 ご訪問くださっていた皆様には申し訳ございません。 また再開していきたいと思います。 お付き合いのほど、よろしくお願いいたしま…

ウィレムスの創設した出版社Pro Musica

ご無沙汰しております。 ブログの更新が、すっかり滞ってしまいました。 この期間にお越しくださっていた方には申し訳ございません。 これから少しずつ更新を再開していきたいと思いますので、またお付き合いいただければ嬉しいです。 それでは、今日の本題…

「音楽」と「人間の生」との関わり

ウィレムスの音楽教育思想の出発点が、「音楽」と「人間の生」の関わりに対する発見だったということを、前回の記事で少し書きました。 kazuenne.hatenablog.com ウィレムスの思想は、「音楽」と「人間の生」の緊密な関係性に関する発見が出発点となっており…

すべての子どもに音楽教育を!

「すべての子どもに音楽教育を!」 これは、ウィレムスが著書の中で実際に言っている言葉です。 ウィレムスの音楽教育は、全ての人に開かれています。 個人的には、ウィレムスの実践内容は専門家育成にも通用するような質の高いものであると感じていますが(…

ウィレムスの実践における「4つの段階」

いま世界のあちこちで行われているウィレムスの音楽教育実践は、第1段階から第4段階までの「4つの段階」によって構成されています。 「4つの段階」という大枠を提示することによって、「ウィレムスの音楽教育」としての各国の教育水準を統一しているともいう…

'Willems'の日本語表記について

'Willems' という名前の日本語表記について、これまで何気なく「ウィレムス」と書いていますが・・・ ここに至るまでには、けっこう試行錯誤してきました。 今日はそんな、論文には書けない「研究のウラ話」をしてみようかと思います。 ヴィレムス?ヴィレー…

スロベニアのウィレムス仲間が合唱で優勝!

私が初めてウィレムス国際会議に出席した2014年に出会ったスロベニアの友人の所属する合唱団が、このたび欧州放送連合(EBU)加盟放送局が開催する第1回ユーロビジョン・クワイヤ・オブ・ザ・イヤー(Eurovision Choir Of The Year 2017)で優勝したそうです…

エドガー・ウィレムスってどんな人?

ウィレムスとはどこの国の人なのか、時々質問を受けます。 確かに、この名前からは推測しにくいかもしれませんね。 ウィレムスは、1890年10月13日にベルギーで生まれ、スイスのジュネーヴを中心に世界各国で活躍しました。 日常会話(レッスン)の中で使用…

今日からブログをはじめます

皆さま、こんにちは。 20世紀にヨーロッパを中心に活躍した音楽教育家、エドガー・ウィレムスの音楽教育について研究しています、若林一惠(わかばやし かづえ)と申します。 これまで日本ではほとんど知られてこなかったウィレムスの音楽教育について、気軽…

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・ごあいさつ ・ウィレムスについて ・ウィレムスの思想 ・ウィレムスの実践 ・『教育の覚え書き帳』 ・研究のウラ話 ・日常の記録 ・2017アメリカ旅行

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