「聴く力」を育てる音楽教育

エドガー・ウィレムスの音楽教育を日本で初めてご紹介するページです。

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ご訪問ありがとうございます。

20世紀のスイスやフランスを中心に活躍した音楽教育家エドガー・ウィレムスの音楽教育を研究しています、若林 一惠(わかばやし かづえ)と申します。

ウィレムスの存在は日本でまだ全くといって良いほど知られていませんが、私は国立音楽大学在学時に在籍していたソルフェージュのゼミで初めてウィレムスの遺した有名な言説と出会い、東京芸術大学大学院修士課程ソルフェージュ科で内的聴感(音を聴かずとも内面で想起できる能力)を高めるための研究をしている中でウィレムスの文献に行き当たって、再会しました。

文献を通して触れたウィレムスの思想や実践は非常に興味深く、また奥行きのあるもので、博士課程ではこの人物に焦点を当てて研究したい!と思い、専攻をソルフェージュから音楽教育に転向して東京芸術大学大学院博士後期課程に入学しました。

博士課程在籍時には、フランス語で書かれたウィレムス自身による多くの文献と対峙しながら、その意図や主旨を読み取ったり、東洋人として初めてイタリア・ローマで開催されたウィレムス国際会議やスロベニア・リュブリャーナで開催されたウィレムス国際セミナーに参加して知見を深めたり、各国の教育者との交流も深めたりしながら少しずつその実態に迫れるよう努めてきました。

そうはいってもまだわかっていないことだらけなのですが、これらの研究成果をまとめた博士論文「エドガー・ウィレムスの音楽教育の意義:その思想および実践の考察を通して」によって、博士号を取得しました。

この研究で、東京芸術大学大学院アカンサス音楽賞を受賞することができました。

ブログでは、ウィレムスの音楽教育について、今まで論文で公開してきた成果や、現在進行形の関心ごと、関連領域の事柄など幅広く気軽に書いていきたいと思っています。

たくさんの方とウィレムスの音楽教育に関する情報を共有できたら嬉しく思いますので、どうぞお気軽にご訪問いただき、ご意見やご質問等あればご遠慮なくコンタクトいただければと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

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