「聴く力」を育てる音楽教育

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エドガー・ウィレムスの音楽教育研究/0歳男女双子の育児記録

【第1段階の前段階:乳児向け】レッスンDVDの視聴記録

今年のはじめ、念願かなってウィレムスの音楽教育で使用されるオリジナル楽器等を入手したことを記事にしました。

 

kazuenne.hatenablog.com

 

この時一緒に届いていたレッスンのDVDを、ようやく視聴することができました。

せっかくなので、これからその内容を自分のメモも兼ねて公開していきたいと思います。 

ただ、いずれもまだ一度しか視聴できていない段階でのまとめになりますので、ざっくりと大まかなものになることをご承知おきくださいませ。

 

レッスンDVDについて

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第1段階・第2段階のDVD2枚組

 

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第3段階・第4段階のDVD2枚組


DVDは全部で4枚あり、「第1段階」「第2段階」ソルフェージュと楽器演奏の準備段階(第3段階)」ソルフェージュの段階(第4段階)」という構成になっています。
このDVDでレッスンしておられるのは、ジャック・シャピュイ先生

シャピュイ先生はウィレムスの直接のお弟子さんであり、その音楽教育の普及にあたって多大な貢献をした方で、フランス・リヨンに本部をおく国際ウィレムス連盟(現在もウィレムスの音楽教育の中心的な組織)の創設者でもあります。

2007年にご逝去されており、残念ながら私は直接お目にかかったことはありません。

でも、今回初めてDVDで先生のレッスンに触れて、その教えや意図するところは現在でも確かに世界各国でレッスンなさっている先生方に受け継がれていると感じました。

というのは、これまで私が海外で見てきたレッスンではどの先生も共通して行なうこと、あるいは行なわないことがあったのですが、その点についてシャピュイ先生も同じようになさっていたからです。

一度や二度見ただけでは「気のせいかな?思い違いかな?」と思って見過ごしてしまうようなことでも、繰り返し、しかも複数の先生が同様に行っていることが確認できると、それは気のせいではなく意図的なものなのだと理解できます。

そういう意味で、今回シャピュイ先生のレッスンに触れられたことは私にとって点と点が線で繋がるような、ウィレムスの音楽教育の大まかな骨格を捉えられたような手応えを感じられることとなりました。

そうすると、それを確かめにまた海外に行ってレッスンを見てきたくなってしまうのですが......(笑)。

まずは少しでも今後の記事に反映していけますように。

 

第1段階のレッスン......の前に、なんと「乳児向け」のレッスン!

DVDが始まると、最初に登場するのは第1段階のレッスンの対象年齢(3〜5歳頃)となる子どもたち......ではありませんでした。

どういうわけか、現在のわが子たちと同じくらいか少し大きいくらい、つまり生後半年から一年前後と思しき乳児たちがそれぞれ大人に抱かれて座っているところから開始しました。

保育園の子どもたちに向けたレッスンとのことで、DVDの序盤6分30秒程度が割かれており、そのあと場面が切り替わって、第1段階のレッスンが開始されるという構成になっていました。

 

レッスン環境

参加していた赤ちゃんは、DVDで見える限りでは全部で5人、それぞれがお母さんもしくはお父さんと思しき大人に抱っこされていました。

中央に置かれた机を半円に囲む形で座っており、あとのスペースをシャピュイ先生が行ったり来たり。

中央の机には、もちろんのことながらベルや鈴、シンバルなどといったウィレムスのレッスンではおなじみの楽器たちが並べられています。

 

レッスン内容

どのようなことが行われていたか、箇条書きで記します。

 

  • ベルなど、さまざまな楽器を目の前で鳴らしてみる、触らせてみる

 

  • サイレンホイッスルを吹き、子どもにも吹かせる

 

  • サスペンドシンバル(手持ち)をマレットで叩き、一人一人の子どもたちの耳元に持って行って響きを聴かせる

 

  • ベルや鈴、シンバルなどの楽器を子どもたちに触らせる

 

  • マレットで子どもが叩いたリズムを先生が歌ってあげる

 

  • 先生が子どもたち一人一人に話しかけながら机上で同じリズムを叩く、もしくは鈴を鳴らす

 

このような実践が行われていました。

時間にして6分30秒程度でこれだけの内容を行なっていますので、平均して1実践あたり1分強ということになりますね。

また、相手は赤ちゃんですので、基本的には先生が先導して見せたり歌ったりしていました。

子どもたちからは大きなリアクションが見られるわけではないものの、先生が楽器を鳴らすとジィーっと発音源を見て惹きつけられている様子でした。

ちなみに、私わが家の二人の赤ちゃんも、映像の中の赤ちゃんたちと同じようにジィーっと画面の中を観ていました。

赤ちゃんが楽器の鳴らし方をコントロールすることはありえませんので、映像の中には先生がシンバルを持って一人の赤ちゃんにマレットを渡し、とても強く叩きつけているような場面もありました。

 

ところで、上記の実践の中で、先生が吹いたサイレンホイッスルをそのまま赤ちゃんに吹かせていた場面が衝撃的でした。

今のレッスンでは見かけたことがないので国の違いとは言い難そうですし、時代の違いでしょうか......?

ちなみに、ホイッスルを咥えさせられた赤ちゃん、口をつけてはいましたが吹けてはいませんでした。

 

まとめ

思いがけず、 赤ちゃん向けのレッスンに触れられたことは収穫でした。

今度わが子たちにも同じようにやって遊んでみようと思います。

次回以降、第1段階から順にレッスン記録をまとめていきますので、気長にお付き合いいただけましたら嬉しいです。