「聴く力」を育てる音楽教育

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エドガー・ウィレムスの音楽教育研究

0歳双子連れ海外旅行⑤: 離乳食関連、持参したもの

今回の旅行は、わが家の双子たちの離乳食を三回食にして間もないタイミングでした。

二回食でもすでに大変でしたが、三回食、なかなか大変です。

朝起きて離乳食を準備して二人にあげて片付けて、そうするともうお昼の時間で、準備してあげて片付けて少し経つともう夜の離乳食の時間で......。

一日中「次のごはんどうしよう」って考えているような生活ですし、子どもたちが寝てから翌日以降の離乳食のストックを作ってもすぐになくなり、まるでいたちごっこのようです。

そういうわけで、親の思惑としては本当はこの旅行を終えるまではどうにか二回食でやり過ごしたいと考えていました。

しかし、ありがたいことにとてもよく食べるわが子たち、連日おやつをあげたりミルクの量を増やしたりしながらだましだまし過ごしていたのですが、やはり本当はごはんを食べられるのであろうにその代わりにおやつやミルクしかあげないというのはかわいそうですし、こちらも「おなか空いていないかな...」と夜の離乳食までずっと気にかかるようになってきてしまいました。

こんなに子どもたちのおなか事情に気を揉むくらいならいっそのこともう三回食にしてしまおう!と、ついに7月の終わり、三回食を開始しました。

(禁断の扉を開けてしまった気分でした...笑)

 

今回の旅行ではマリーナベイサンズに滞在することが先に決まっていたため、キッチンや電子レンジ等は一切使えず、終始ベビーフードに頼るしかありませんでした。

6日間、三回食、二人分......荷造りのことを考えただけでクラクラしてきて、 このことを理由に旅行を諦めようかと何度か本気で考えたほどでした。

でも、旅行の前は自宅でもなるべくベビーフードを使って練習させ、子どもたちに慣れさせるように心がけました。

ちなみにシンガポール国内にも高島屋明治屋があり日本の離乳食を調達することは可能なようです。

ただし値段は日本で買うより3倍近くしてしまうとのこと。

一回二回ならばいざ知らず、三回食で二人分ともなるとこの差は大きいです。

荷物は大変なことになるけれど、何としても日本から持っていこう!と思いました。

しかし、シンガポールは規制の厳しい国。

食品の持ち込みについては、どうなっているのでしょう......?

 

日本の離乳食、シンガポールに持ち込み可能?

シンガポールへの「持ち込み禁止ではないが制限がかかるもの」の中には牛肉・豚肉や加工食品が含まれています。

離乳食もこのどちらにも該当すると思い、心苦しくはあったものの気がかりでシンガポール大使館にお問い合わせしたところ、「5kg以内、個人消費に限っては申告なく持ち込める」とのことでした。(一語一句メモを取ったわけではありませんので、細かいニュアンスの記憶違いもあるかもしれません。)

もし気になる場合、詳しくはSingapore Food Agencyというウェブサイト上の 'Bringing Food into Singapore' に記載があると教えていただきました。

 

www.sfa.gov.sg

 

持参した離乳食

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今回持参した離乳食その1。

まずは何といっても便利な和光堂栄養マルシェをたくさん持ちました。

写真はスーツケースの一部を撮ったものですが、この量、、まるで「テトリス」みたいじゃないですか?!(笑)

 

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主食とおかずがセット、スプーンも付いていて便利

栄養マルシェは上の写真のように主食とおかずの二つがセットになっていて、さらにスプーンまでついている優れもの。

まさに痒いところに手が届いているシリーズで、「これさえあればまずはごはんをあげられる!」という絶大な安心感があり、日本にいる時でもお出かけ時には大変重宝しています。

今回、具体的な数は忘れてしまいましたが、全食これだけにしても賄える程度は持って行きました。

ただ、栄養マルシェだけではどうしてもメニューに偏りが出てきてしまうため、時間と体力に余裕がある時にはパウチタイプのものもあげるつもりで持参しました。
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今回持参した離乳食その2。

写真に載せたもの以外にも、

・白がゆ(レトルト)

青海苔

・擂り胡麻

・とうもろこしフレーク

・パックタイプの麦茶

など持参しました。

「白がゆ」は、味付きではなく白米も食べたくなるかもしれない...との思いからで、青海苔や擂り胡麻はその時にかけられるように持ちました。

実際にあげたのは一度だけでした。

「とうもろこしフレーク」はお湯を入れて即席コーンスープなど作れるかなと思いましたが、結局使いませんでした。

このように、結果的に実際の日数分以上持っていくことにはなったのですが、一日ごとの動きや二人の体調など事前にはわからない要素が多かったため、このくらいしておいて無駄ではなかったかなと思っています。

ちなみに、現地に滞在している間は見事に三食中二食が「栄養マルシェ」、残りの一食が「パウチタイプ」でした。

ほとんど遠出をしなかったので基本的には毎食ホテルのお部屋であげられたのですが、パウチタイプだと食器を洗う手間も発生するため必然的に少なくなりました。

下の写真のような感じで、毎日対岸のマーライオンや街並みを眺めながら二人に離乳食をあげていました。
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今回持参した離乳食周辺グッズ

以下、箇条書きします。

 

【食事編】

・ランチョンマット

・スプーン 

・シリコン製お食事エプロン

・主食用グラタン皿(プラスチック製)

・おかず用中深皿(プラスチック製)

・コップ(プラスチック製)

・ストローマグ

 

離乳食をあげるためには、お食事エプロンや食器類があると便利です。

お食事エプロンはお出かけ用もありますが、旅行期間もそこそこ長かったため、私は使い慣れたベビービョルンのシリコンエプロンを二つ持って行きました。

プラスチック製の食器類やスプーンなどは今回の旅行のために調達したものです。

飲み物については、ストローマグはホテルから出かける時や飛行機用で、ふだんは洗うのが楽なプラスチック製のコップを使用しました。

  

【洗浄編】

・哺乳瓶用洗剤

・哺乳瓶用の柄付きスポンジ

・食器用洗剤

・食器用スポンジ

 

洗剤はいずれも小さな容器に移して持って行き、スポンジも現地で使い捨てにしました。

哺乳瓶用の「柄付きスポンジ」の柄の部分は、私は無印良品のものを愛用しています。

スポンジ部分を簡単に取り外せるため、取り替えやすく衛生的に管理できるところが気に入っています。

 

【ミルク編】

・哺乳瓶 2本

・スティックタイプの粉ミルク 3箱

 

今回、地味に困ったのが粉ミルクです。

実は、二人が誕生してから生後9ヶ月頃まで、ほぼ完母で育てていました。

どこに出かけるにも哺乳瓶やミルクを持たなくて良かったのでその点ラクでしたが、ここにきて明らかにそれまでより出が悪くなり、張りもしなくなり、いよいよ母乳のみで育てることについては終わりを感じざるを得なくなってきました。

しかし、離乳食の後や寝かしつけにはまだミルクでのサポートが必要なため、ここにきて粉ミルクの消費量が過去最高です。

そうした事情があって、今回は哺乳瓶と粉ミルクを持参しました。

 

長くなりましたが以上です。

離乳食も三回食になったばかり、しかも粉ミルクも今までで一番多く消費している時期、という、なかなか大変なタイミングになってしまいました。

かつてヨーロッパに一週間以上行くために買った、とても大きなスーツケースの半分は離乳食と食器類で埋まり、あとの半分にミルクや子どもたちのお洋服と水着、そしてオムツ(これも大量!)を入れる必要があったため、私自身の荷物は本当に少しでした。

むしろこの大きさを今まで何に使っていたのだろうと思ってしまったほどでした。