「聴く力」を育てる音楽教育

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エドガー・ウィレムスの音楽教育研究

双子を出産しました

私事ですが、このたび男の子と女の子の双子を出産しました。 

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先日無事に子どもたちも一緒に退院できましたので、ご報告いたします。

 

実は私は7月中旬から出産を終えるまでの丸二ヶ月半ずっと入院していました。

(よって、今年の猛暑は経験していません。)

双子妊娠ではこの入院はありがちなことなのですが、私も例にもれず、ある日の検診で「今日からこのまま入院してください」と言われてしまいました。

ちょうどその週の半ばに前倒しで進めてきた大学での前期授業を終えたばかりでしたので、本当にギリギリセーフ。

授業の終わりをもう一週遅らせていたら最後まで務めあげることができなかったわけなので、これは危険な綱渡りでした。

 

入院中はずっと点滴に繋がれて(ウテメリンとマグセント)、初期の頃はその副作用も重く、手が震えたり動悸がして横になっても頭にドッドッドッと脈打つ音が響き続けたりして苦しみました。

そして常におなかの張り具合を気にかける、絶対安静の生活。

そんな中、私は間もなく出版となる自著の執筆真っ只中でもあり、どうにかして出産までに形にしなくてはと(産後はもうそれどころではなくなるだろうとわかりきっていたため)、すでに単胎妊娠であれば臨月をとうに越えた重さのお腹を抱えて日夜パソコンと向き合ってきました。

どうにか最終形態が見えてからほどなくして出産となりましたので、これまた危ない綱渡りであったように思います。

結果として無事に出産できたから良かったものの、このような過ごし方は誰にもおすすめできません……。

 

最初はホームシックにもなった入院生活でしたが、何といっても担当医の先生が絶大な信頼を寄せられる方で、さらにサポートしてくださる看護師さんや助産師さんもきめ細やかで温かく、他の長期入院の患者さんたちとの交流も生まれ、何だかんだと楽しく過ごしていました。

双子妊娠でありながら、個人病院を選んでいたことも私にとって良かった理由の一つで、何といってもこだわりのお食事が美味しい......!

毎日三度あることですので、二ヶ月半も入院となるとこの点は侮れなくて、ありがたかったです。

いざ退院できるとなると、かえって名残惜しく寂しかったほどです(笑)。

また、退院後は母がお手伝いに来てくれていることや夫の協力もたくさん得られていることがあってか、ありがたいことに、新生児が二人いるわりには私自身はゆっくり過ごせている方かもしれません。

赤ちゃんたちも、なぜか自宅に帰ってきてからとても大人しくお利口にしてくれているので、生活は思ったより落ち着いています。

でも、昼夜を問わず次々あれやってこれやって・・・と終わりのないお世話はまるでモグラ叩きのようです。

 

このようなわけで、今はどうしても細切れ時間での生活になっており、研究についてのまとまった文章を書く時間も当面はなかなか取れないかと思われますので、しばらくは慣れない「子育て奮闘記」も織り交ぜながら更新していこうかなと思っています。

 

皆さま今後ともよろしくお願いいたします。

 

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