「聴く力」を育てる音楽教育

「聴く力」を育てる音楽教育

エドガー・ウィレムスの音楽教育研究

ベトナムからやって来た楽器たち

少し前に家族が仕事の都合でベトナムに行っていて、いくつか小物楽器を選んできてくれました。

 

今回行ったのは、ホーチミンの楽器屋さんだそうです。

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ホーチミンの楽器屋さんNhac cu TRAN TRUNG

 店内の様子は、

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こんな感じで、木製の楽器が多く見受けられます。

とっても気になります・・・!私も行ってみたい!

 

今回選んできてくれた楽器はこちらです。

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木でできた緑色のエッグシェイカー、真ん中の二つもシェイカー、そして小さな鈴を二つ。

 

私がウィレムスの音楽教育の実践のために楽器を買う時のポイントにしている、

・誰でも簡単に音が出せるもの(振るだけ、擦るだけ、など)

・でも、笛などのみんなで使い回せないものはNG

も踏まえてくれていました。

 

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緑色のエッグシェイカーは外側の木が少し厚めなのか、振ってみるととてもマイルドな音がします。

鳥の絵柄も綺麗で、音色も優しい。

 

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二つの鈴は、見た目はとても小さいのですが、持ってみると想像以上に重みがあります。

そしてこの二つ、見た目が同じなのに音の高さが少し違う!

ウィレムスの実践で音の聴き分けをすることを考えると、理想的です。

さらに嬉しかったのが、倍音もしっかり聴こえるということ。

ウィレムスの実践では、鐘の音を鳴らして声で模倣した後、そのうちに倍音を聴いて声で模倣する実践に移行していくので、これも大事なポイントです。

まさにこんな感じの鈴や鐘を少しずつ集めているので、特に嬉しかったです。

 

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木でできたシェイカー二つ。

振ってみるとどちらも同じ高さの音でしたので、これは両手で拍やリズムを取るのに使えそう。

螺鈿細工が施された模様がベトナムらしくて素敵!

 

そして、

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布でできたカバーもついていました。

ご覧の通りきちんと覆われるわけではなく、つけたまま振っても良いのかどうか、機能面ではちょっと謎・・・ですが、可愛いですね。

 

楽器はどれも手作業で作られているそうで、温かみがあって可愛らしいです。

大事に使いたいと思います。

  

アジアの国々にはまだまだ見たことのない不思議な楽器がたくさん眠っていると思うので、自分でも旅行をしたり雑貨屋さんを覗いたり、これからも少しずつ発掘して集めていきたいです。