「聴く力」を育てる音楽教育

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【アーツマネジメント論】初回授業終了

昨日は、高崎経済大学地域政策学部での「アーツマネジメント論」初回授業でした。

早いもので、今年でもう3年目。

2016年度に28名の学生たちが履修してくれたところから始まり、2017年度には42名、昨日の2018年度初回には60名もの学生たちが集まってくれました。

必修科目ではないので何人来てくれるかは当日になるまでわからず、昨日は50枚刷っていた資料が足りなくなったため追加印刷に走りました。

「アーツマネジメント論」というほとんど聞きなれないであろう授業名を前に、「どうしてこの授業に来ようと思ったのか」を学生たちに尋ねてみると、「去年受けていた先輩or友人にオススメされた」という回答が圧倒的に多く、人が人を呼んできてくれていることを嬉しく思いました。

この授業は何よりも私自身が楽しんで取り組んでいるので、今年度も引き続きパワフルに、皆さんに「履修して良かった!」と思ってもらえる授業を目指して頑張ります。

 

ところで、初回授業というのは、それだけでもうドキドキするものです。(私の場合は未だに毎回ドキドキしていますが、それでも初回は特に)

昨日の授業では、最初に私の自己紹介をしてから、アーツマネジメントとは何かということについてざっくりと概要を説明し、その上でこの授業では何をしていくのかについてお伝えしました。

高崎経済大学の学生さんたちが卒業後に何らかの形でアーツマネジメントという分野に関わることがあるとしたら、おそらくアーティスト側よりもマネジメント側にまわることが多いのではないかと思います。

だからこそ、この授業を受けてくれる学生たちには芸術分野のマネジメントという「外側の視点」だけでなく、アートそのものの魅力にできるだけたくさん触れてほしいという強い願いがあり、授業の中でも毎時間何かしらの作品に触れる時間を設けることにしています。

 

昨日は、60年代のフランス映画『ロシュフォールの恋人たち』をご紹介しました。

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週末にお祭りを控えたロシュフォールの街にキャラバンたちが到着するところから始まり、登場人物の誰もが「理想の人」を探し求めている、というような、人生を謳歌する明るいミュージカル映画

そしてそれを助長するようなミシェル・ルグランの魅力的な音楽に、色彩豊かな舞台と衣装、カトリーヌ・ドヌーヴとフランソアーズ・ドルレアック姉妹の華やかな美しさ・・・。

全ての要素が相まって底なしに明るく、新年度の幕開けにぴったりです!

 

今日は時間の都合でほんの一部を観るに留まってしまいましたが、何人もの学生が「続きを観たいと思いました!」、「想像していた以上に素敵な映画でとても心惹かれました」、「登場人物が突然踊り出しちゃう今日の映画、大好きです!」などといった嬉しい感想を寄せてくれました。

そして、実はこの作品、「アーツマネジメント論」的な視点からも授業で取り上げるのにぴったりな要素を含んでいるのです。

これについては次回の授業で種明かしする予定ですので、その時にまた更新したいと思います。

 

明るくて可愛くて楽しい「双子姉妹の歌」、よろしければお聴きください♪


Michel Legrand 映画「ロシュフォールの恋人たち」 双生児姉妹の歌 Chanson De Jumelles