「聴く力」を育てる音楽教育

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エドガー・ウィレムスの音楽教育研究

ジュリアード音楽院のショップでお買い物③楽器編

前回まで2回にわたって、今回の旅行で出会った本についてご紹介してきました。

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今回は、この写真の右側に写っている二つの楽器について、まとめてご紹介します。

 

ジングルスティック 
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まずは、こちらのジングルスティック。

きっと見かけることも多い楽器ではないでしょうか?

カラフルでポップな「おもちゃっぽい」見た目に反し、持ってみると意外にも少し重みがあり、音も「チャランチャラン」ではなく「シャン、シャン」と綺麗に響きます。

何というか、耳が痛くならない音。

それが決め手となり、日本まで連れて帰ることにしました。

こちらの商品は、クリスマスシーズンだから置いてあったのか、常時置いてあるものなのかはわかりません。

 

アベル

続いてご紹介したいのは、このドアベル・・・!

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お店で最初に見たときは、「これ何だろう?」というのが第一印象でした。

でも、箱の側面を見てみると・・・

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おもて面に 'DOOR BELL' と書いてあった通り、どうやら本当に「ドアベル」みたいですね。

自宅の呼び出しベルとしては明らかに機能しないと思いますが、遊び心があって面白い!

 

箱を開けてみると、

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ご覧の通り、「ミ(E音)」と「ド(C音)」の二つしか鍵盤のない鉄琴が現れました!

「ド」が赤じゃないのっ?!なんて思ってしまうのは、たなかすみこ先生の「色音符」がすっかり定着しているからでしょうか?

でも、「ド」が青色で「ミ」が赤色ということに最初少し違和感をおぼえました。

そもそも音階の音に色を当てることについて、他国にも色音符のような概念はあるのでしょうか?

気になります。

 

この鉄琴の裏面には

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強力な両面テープが付いており、どうやら壁に貼ることが想定されているみたいです。 

 

帰国してからこの「ドアベル」について検索してみたら動画が見つかりましたので、よろしければぜひ音を聴いてみてください。

 

vimeo.com

 

この動画にあるみたいに、室内で使うというのはありかもしれないですね!

レッスン室のドアとか、子ども部屋のドアとか・・・?

 

私は、二つしか鍵盤がないことを利用して、二つの音に限定した即興演奏の導入に使えるかなと思って購入しました。

ジングルスティックもそうですが、誰でも音が出せるというのも嬉しいポイントです。

 

まとめ

3回にわたってお伝えしてきた『ジュリアード音楽院のショップでお買い物』シリーズ、これにて最終回とさせていただきます。

お店には短時間の滞在だったわりに、色々と良い出会いに恵まれて大満足でした。

本当はニューヨークの後に訪れたボストンでも楽器屋さん巡りをしたかったのですが、現地でも体調を崩してしまい、のんびりペースで楽しんでいたため音楽関連のお買い物はジュリアードのショップのみとなりました。

もしまたニューヨークに行くことがあれば、今度はゆっくりお邪魔したいです。

音楽関係の方にはおすすめのスポットです!

 

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