「聴く力」を育てる音楽教育

「聴く力」を育てる音楽教育

エドガー・ウィレムスの音楽教育研究

土偶を観に、東京国立博物館へ

前回の記事に続き、今日も土偶に関する記事です。

kazuenne.hatenablog.com

 

最近土偶に夢中の可愛い甥のため、先日、妹ファミリーと私とで上野にある東京国立博物館(通称:トーハク)に出かけてきました。

JR上野駅からの場合、公園口を出て上野公園に入り、噴水に面した出口を抜け横断歩道を渡ると、博物館の正面入り口につき当たります。

f:id:kazuenne:20171216172550j:plain

写真は本館になりますが、今回の私たちの目当てである土偶は、この左奥の建物「平成館」にいるとのこと。

庭園をゆっくり歩いて平成館を目指します。

 

平成館に着き常設の展示室に入ると、最初に目についたのが、こちら。 

f:id:kazuenne:20171216172646j:plain

さっそく土偶

こちらは本物そっくりに作られた模型で、実際に手に取って重さを体験できるようになっています。

思わず、本物?!と思ってしまうクオリティで、おそるおそる持ち上げてみました。

小さいのに、ずっしり。

この土偶は「みみずく土偶」というのですが、みみずく土偶の写真は書籍『はじめての土偶』 にもたくさん載っていたので、甥っ子はすぐに、「あ!ミミジュク土偶!(みみずく土偶)」と叫びました。

最初は「ちょとこわいかもね」と言った甥っ子も、近くで見て、触って、「かぁわいいね〜」、「とぐ、かぁわいい!」と言っていました。

 

f:id:kazuenne:20171216172724j:plain

こちらも模型の写真です。

写真には撮っていないのですが、もちろん本物も展示されています。

 

特別展ではないので、土偶の展示数については種類が多いというわけではありませんでしたが、 それでも本で予習していた土偶たちの本物を観られたことに、甥のみならず大人たちも感激しました。

一万年以上も前に作られたといわれる土偶が、こんなに目の前に、しかも、こんなに綺麗な状態で保管されているということに驚きます。

そもそも、一万年前というのが途方もない話・・・。

 

さて、みみずく土偶の模型の裏側にまわってみると、今度は銅鐸が現れました。

f:id:kazuenne:20171216172806j:plain

こちらも体験用の展示で、実際に鳴らしてみることができます。 

私も試しに軽く鳴らしてみたところ思った以上に大きな音がして、周りの方たちを驚かせてしまったようでとても焦りました。

 

実際の銅鐸の展示はこちらです。 

f:id:kazuenne:20171216173239j:image

このブログの主題であるウィレムスの実践でも、いろいろな大きさのベルの音高や音色の聴き分けをするので、これらからどんな音がするのか聴き比べてみたい気持ちになりました。

 

その他に、個人的に惹きつけられた展示はこちら。 

f:id:kazuenne:20171216173313j:image

 

f:id:kazuenne:20171216173347j:image

古墳時代の装飾品とのことで、水晶や勾玉の展示。

・・・なのですが、ガラス玉を繋いで作られたネックレスなど、全く時代を感じられない!

正直、デパートの売り物とも見分けられないかも・・・なんて思ってしまいました。

 

 

埴輪もたくさん展示されていました。

f:id:kazuenne:20171216173514j:image

ここでも甥っ子は嬉しそう!

 

埴輪の展示のすぐ近くには、積み木のように簡単に埴輪を組み立てられる体験スペースもありました。

f:id:kazuenne:20171216173544j:image

 

手順にしたがって一つ一つのパーツを重ねていくと・・・?

 

f:id:kazuenne:20171216173559j:image

犬の埴輪ができました! 

 

その他の体験アイテムとして、大判や小判を模したものも。

f:id:kazuenne:20171216173640j:image

 

「平成館」自体はそれほど大きくなく、比較的短時間でまわりきれる上にこんなふうに体験型の展示も随所に盛り込まれているので、幼い子どもとまわるのには最適な規模感だと思いました。

今回は2歳の甥っ子と1歳の(しかもこの日がファーストシューズデビューの)姪っ子を連れていたので、これ以上まわることは難しく、本館は次回のお楽しみとなりました。

 

ただ、帰り際に平成館から本館に向かう館内通路を抜けたところ、「みどりのライオン体験コーナー」という教育スペースに行き当たりました。 

f:id:kazuenne:20171216173708j:image

 

ここでは、絵葉書を作るためのハガキやさまざまなスタンプが用意されており、甥っ子もお姉さんたちに声をかけてもらって挑戦してみることに。

f:id:kazuenne:20171216173722j:image

 

「季節のもよう」、「動物のもよう」など、スタンプのバリエーションも豊富です。

f:id:kazuenne:20171216173730j:image

 

東京国立博物館、建物も美しく敷地も広々としていて、休日のお出かけにおすすめです!

上野は私にとっては勤務地でもありますが、いつも上野公園を足早に通り抜けるばかりなので、今回はとても良い機会になりました。

すぐ近くにある国際子ども図書館国立科学博物館も、甥や姪の楽しめそうなスポットなのでいつか連れて行ってあげたいなと思います。

 

ちなみに、これから東京国立博物館に行ってみようかなと思われた方は、事前にアプリをインストールするのがおすすめです。

 

f:id:kazuenne:20171216174118p:image

 

f:id:kazuenne:20171216174122p:image

  

 

以上、二回にわたって甥っ子と土偶についての記事を書いてみました。

最後に、余談ですが最近の探しものについて・・・。

少し前に甥っ子が画像検索で見つけてしまい、家族総出で探しているアイテムです。

kitan.jp

 

土偶と埴輪」のカプセルトイ

実は全種類セットになったものがAmazonで買える事実を発見してしまったのですが、甥っ子がしょっちゅう「土偶のガチャガチャボール!」と言っているので、できれば実際にガチャガチャっとさせてあげられると嬉しいなと思っています。

もしどこかで見つけられた方がいらっしゃいましたら、私まで情報をお寄せいただけるとありがたいです。

 

それでは、長々とお読みくださりありがとうございました。

 

(↓仕事帰りの上野公園。冬の間、桜並木がライトアップされていて癒されます。)

f:id:kazuenne:20171216192457j:image