私が初めてウィレムス国際会議に出席した2014年に出会ったスロベニアの友人の所属する合唱団が、このたび欧州放送連合(EBU)加盟放送局が開催する第1回ユーロビジョン・クワイヤ・オブ・ザ・イヤー(Eurovision Choir Of The Year 2017)で優勝したそうです!
WINNER - Slovenia - Carmen Manet - LIVE - Eurovision Choir of the Year 2017
早速youtubeで視聴しましたが、とても素晴らしい演奏です。
アカペラで、しかもけっこう動きながら、それでいてブレない、美しいハーモニー・・・!
聴いて満足、観ても楽しい素敵な舞台だと思いますので、よろしければぜひ皆様もご覧になってみてください。
スモーキーブルーのドレスに花冠という衣裳も綺麗。
ちなみに、他の国々の演奏も含めた全体の映像がこちら↓。
Eurovision Choir Of The Year 2017 - Live
長いですが、1時間41分を過ぎた頃から各国の演奏をハイライトで聴くことができます。
そして、1時間43分後半から結果発表。
たった一つのトロフィーが用意され、「スロベニア!」と呼ばれる瞬間には不覚にも私までウルッときてしまいました。
この合唱団に所属する友人は、スロベニアでウィレムスの音楽教育を行う教室の講師をしています。
この友人に限らずスロベニアのウィレムス仲間たちは親切で優しくて友好的な方ばかりで、普段はヨーロッパと日本で離れて暮らしているのに、まるで家族と接するような、ただならぬ愛情を感じます。
愛のある国=S 'LOVE' NIA!
もう二年も前のことになりますが、2015年はウィレムス国際セミナーの開催地がスロベニアだったので、私は前の年のウィレムス国際会議で親しくなったスロベニアの友人のご自宅に泊めてもらいながら一緒に連日のセミナーに通いました。
その合間を縫って、あちこち観光にも連れて行ってもらいましたが、どこを切り取っても本当に美しくて、心に残る忘れられない思い出となっています。
愛のある国、SLOVENIA!国名にも LOVE の文字が入ってしまうほど・・・!
以下の写真は、スロベニアの首都リュブリャーナの街並みです。
市街地そのものが大きくなく、派手でもないのですが、街全体に何ともいえない温かみがあり、穏やかで平和な空気が漂っています。
ヨーロッパの他の国ではなかなか感じられない治安の良さを感じます。
泊めていただいた友人(彼女もウィレムスの音楽教育の実践家です)がオルガニストを務める教会。
街の中心地にあり、サーモンピンクの美しく目立つ建築物なので、ガイドブックにも載っています。
友人のご自宅にもオルガンが置いてあり、滞在中はたくさん素敵な演奏を聴かせてくれました。
司祭を務めるご友人が遊びにいらして、彼が歌を歌い、友人がオルガンで伴奏を弾き、それを私が間近で聴くという贅沢な体験も・・・!
マーラー像も発見。
マーラーは1880年にリュブリャーナの歌劇場で指揮者としての活動を始め、1883年まで継続したそうです。
スロベニアへは日本からの直行便もなくアクセスは容易ではありませんが、それでも必ずやまた来たいと心から思える、魅力溢れる国でした。