「聴く力」を育てる音楽教育

エドガー・ウィレムスの音楽教育について研究しています

今日からブログをはじめます

皆さま、こんにちは。

20世紀にヨーロッパを中心に活躍した音楽教育家、エドガー・ウィレムスの音楽教育について研究しています、若林一惠(わかばやし かづえ)と申します。

これまで日本ではほとんど知られてこなかったウィレムスの音楽教育について、気軽にご紹介していく場が欲しいと考え、本日からblogを始めさせていただくことにしました。

 

最初に「音楽を愛することを学ぶ」教育法

ウィレムスの音楽教育は主に3歳〜7歳頃の子どもたちを対象とし、最初に「音楽を愛することを学ぶ」期間が設けられています。

この期間に遊びのような楽しく打ち解けた雰囲気の中で、たくさんのやさしい歌に親しんだり、さまざまな音の音色や強弱や速度といったニュアンスを聴き分け、声や楽器で模倣したり、音の高さの変化を視覚的・聴覚的に捉えたりといった実践を行っていくことによって、子どもたちが「喜び」を感じながら音楽的な「聴く力」を育てていくことを大切にしています。

乳児が自然に母国語を話すようになるプロセスに着目し、子どもたちが音楽的な感覚を習得していくプロセスを照らし合わせながら考えられているため、楽譜の読み書きや楽器の演奏はこれらの感覚的な実践の後から始めるように位置づけられています。

そんなウィレムスの音楽教育について、これから少しずつ書いていきたいと思います。

ウィレムスの音楽教育は、現在もヨーロッパや中南米を中心に普及し続けています。

 

日本でも、ウィレムスの音楽教育に関わる仲間を増やしたい・・・!

私は大学院博士課程入学以来、ウィレムス自身が書いた文献を読み進めることに加え、ヨーロッパで開催されたウィレムス国際会議やウィレムス国際セミナーに出席し、少しずつ研究を進めてきました。

日本でも研究についてお話させていただく機会があると、ありがたいことにさまざまな方から「もっと聞きたい!」「もっと知りたい!」「論文を読みたい!」「研究会を立ち上げてほしい!」などといった嬉しいご要望をいただくことができ、最初に知ってもらう「きっかけ」さえあれば、ウィレムスの音楽教育にご興味をもってくださる方は潜在的にはもっといらっしゃるのかもしれないという手応えを感じるようになってきました。

しかし、インターネット上ではウィレムスの音楽教育に関する情報は外国語のものばかりで、日本語のページは見つかりません。

 「それならば、私が作ってしまおう!」と思い立ち、おこがましくもこのblogを開設させていただきました次第です。

誰もが手軽にアクセスできる形で情報を公開していくことによって、日本でもウィレムスの音楽教育にご興味をもってくださる仲間を増やすことができたら、そして、少しずつ国内でも研究と教育実践を発展させていく土壌を作っていくことができたなら、とてもうれしく思います。

至らぬ点もあるかと存じますが、よろしくお願いいたします。

 

ご質問やご意見のある方は、以下のフォームからご連絡ください。

また、研究会の開催予定についてもメールアドレスをご登録くださった方にご案内させていただきますので、ご希望の旨やご所属等をお知らせいただけましたら幸いです。

kazuenne.hatenablog.com