今回シンガポールに行くにあたり、初めてシンガポール航空の飛行機を利用しました。
どの客室乗務員さんにも大変ご親切にしていただき、行きも帰りも快適に過ごすことができました。
まず、ベビーカーを預けるタイミングについては搭乗口まで持って行っても良いとのこと。
とてもありがたく、飛行機に乗る直前まで、また、降りるとすぐに降りた場所までお持ちくださり、何も困ることなく持参したベビーカーに子どもたちを乗せることができました。
離乳食や水分等の機内持ち込み
事前にわからなかった情報がこちら。
「離乳食のベビーフードや赤ちゃん用の麦茶の機内持ち込みは可能かどうか?」です。
事前にシンガポール航空の日本語窓口にお電話をしてお聞きしたところ、「赤ちゃん用とわかる表記になっていて未開封のものであれば、また、手荷物検査の場で口頭で申告すれば問題ありません」とのご回答をいただきました。
そこで、子どもたちのお食事関連では、
・500mlペットボトルのベビー麦茶(未開封)1本
・(麦茶を分け与えるための)ストローマグ2つ
を持ち込みバッグに入れておきました。
ベビーフードについては、飛行機内で月齢に応じた離乳食を出していただけるということになっていたのですが、万が一それを子どもたちが好まず食べなかった場合やまだ与えたことのない食材が含まれていた場合に食事ができなくなってしまうと考え、安心材料として食べ慣れたものを持ち込みたかったのです。
(でも、この後に書きますが我が子たちは行きも帰りも全く問題なく機内で出していただいた離乳食を食べました)
麦茶は、お食事時の飲み物としてでもありますが、それより離陸時の「耳抜き」用として準備しました。
昔々、私がまだ5歳だった頃、飛行機に乗ってものすごく耳が痛くなったことがあります。
それ以来、飛行機が若干トラウマになるほどでした。
まだ0歳の赤ちゃんとなればもっと大変なのではないかと危惧して、搭乗するなり麦茶をそれぞれのストローマグに入れておきましたが、結果は拍子抜けするほど二人とも行きも帰りも平然としていました。
なお、ストローマグの麦茶は気圧によって開けた途端にかなりの量が噴水のように吹きこぼれました。
同じ方法をお考えの方は、先に蓋を緩めてから開けるなど、少し注意が必要かもしれません。
機内食としての離乳食
離乳食は、行きは日本で手に入るキューピーのガラス瓶入りのものを3種類(主食、副菜、果物)出してくださいました。
・野菜の炊き込みごはん(7ヶ月〜)
・4種の根菜と鶏ささみ(7ヶ月〜)
・ミックスフルーツ(7ヶ月〜)
ひと瓶あたり70g、totalでは210gありこの時期の量としてはやや多めでしたが、二人ともペロリと完食しました。(それどころか、なくなるといつも通り泣きました)
ミックスフルーツに含まれていたパイナップルとみかんはこの時が初挑戦となりましたが、特に問題はなさそうで安心しました。
帰りはおそらくシンガポールで販売されているものなのか、ハインツのガラス瓶入りのものが2種類でした。
・パンプキン・ポテト&ビーフ(4ヶ月〜)
・梨&バナナ(4ヶ月〜)
こちらはひと瓶あたり110g、よってtotalでは220g、行きとほとんど変わりませんね。
それにしても、4ヶ月から与えられる離乳食がそもそも110gも入っていたり、日本では後期(9ヶ月頃)から与えることを推奨されている牛肉がすでに使われていたりと、また違う考え方で進められている様子が垣間みえて興味深かったです。
こちら、量が多かったので野菜の瓶だけあげて終了しようと思っていたのですが、二人ともやはり食いつきが良く野菜をあげ終わっても「足りない!」と泣いたため結局全部あげてしまいました。
赤ちゃん向けのプレゼント
行きも帰りも、搭乗するとすぐ添乗員さんが子どもたちのところに来て、まずは名前を聞いてくださいました。(そして、覚えてくださいました!)
その後、すぐに二人にとプレゼントを持ってきてくれました。
開けてみると、ダンボのぬいぐるみ。
我が家は双子なので二ついただいた上に帰りも全く同じものでしたので、合計4つになってしまいました(どうしましょう......笑)。
バシネット(乳児用ベッド)
今回、夜の便だと万が一子どもたちが泣き続けてしまうようなことがあった場合にお昼よりも周りの方のご迷惑になるだろうと思い、午前中に日本を発つ便にしました。
また、7時間30分もフライト時間があると子どもたちが寝ることもあるだろうと思い、バシネット(ベビー用ベッド)を二台予約しておきました。
二席にまたがる形で、搭乗してすぐ乗務員さんがセットしてくださいます。
一人分で二席にまたがるため、今回の私たちのように二人分をおさえる必要がある場合、隣同士の座席は取れません。
とはいえ、通路を挟んですぐ横でしたのでそれほど困ることはありませんでした。
しかし、結果的に二人とも一度もバシネットでは寝てくれませんでした。
抱っこして寝てくれても、いざバシネットに置こうとすると起きて泣いてしまうのです......。
結局行きも帰りもずっと大人3人で交代しながら二人を抱っこしました。
機内用おもちゃ
機内で子どもたちが泣いてしまったり叫んでしまったり、周りの方にご迷惑になった時の対策として用意したおもちゃの一部がこちら。
ほとんど「こどもちゃれんじbaby」のエデュトイで、他には積み木やバナナの歯固めなど持参しました。
飛行機内はもちろん、ホテルのお部屋でも大活躍でした。
オムツ替え台
飛行機の中に、オムツ替え台のあるトイレがありました。
(全てではなかったはずですが、定かではありません...申し訳ありません)
簡易的なもので日本のように補助ベルトなどは付いていませんしクッション素材でもなかった気がしますが、必要になった場合には一応可能です。
まとめ
離乳食の持ち込みに始まり、バシネットや耳抜きなど事前に考えるべきことが多かった今回の渡航ですが、今振り返るとだいたいのことは杞憂に終わったなという印象です。
子どもたちは耳が痛くて泣き叫ぶこともなく、離乳食も機内で出していただいたものを美味しそうに完食し、多少泣くことはあってもほとんどの時間は夫や私や妹の抱っこで気持ち良さそうに眠っていました。
二人とも初めての、そして長時間のフライトで疲れただろうに体調を崩すようなこともなく、ありがたかったです。
でも、次回も同じように運ぶとは限りませんので、やはり事前に考えられる対策はしっかりして、大らかな気持ちで旅行したいと思います。
最後になりますが、シンガポール航空の客室乗務員さんたちには本当にお世話になりました。
席を通るたびに子どもたちの名前を呼んでくださり、笑顔が眩しくて、どの方もとても素敵でした。
余談ですが、制服も思わず目を奪われるほど美しいです!