「聴く力」を育てる音楽教育

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エドガー・ウィレムスの音楽教育研究

0歳双子連れ海外旅行③: ベビーカー問題

旅行に行く前に悩んだことの一つが、ベビーカーについてでした。

わが家では普段、双子ベビーカーとしてはよく知られているエアバギーココダブルを愛用しています。

 

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エアバギーココダブルフロムバース(公式ホームページより)

 

自転車のように空気入れを使用する大きなエアタイヤによって走行性能が非常に高く、でこぼこ道でもへっちゃら、多少の段差にもびくともしないので、不器用な私でも安心して運転することができます。

また、迫力のある見かけによらず、私が知る限りでは双子ベビーカーの中では最も横幅が狭く(71.5cm)、今のところこれで乗れなかったエレベーターはありません。

 

しかし、旅行となると話は別......。

エアバギーココダブルの横幅がどんなに狭いとはいっても、それはあくまでも双子ベビーカーに限ってのお話です。

まず、新幹線の普通車両の扉を通ることができません。(車椅子席のある一つの車両の一つの扉のみ可能)

そのため、空港までの移動に新幹線を利用する必要がある場合には国内移動が大きな第一関門となってしまいます。

次に、重さが13kgもあり、やはり持ち上げるとなるとそれ相応に重いのです。

他の双子さんご家庭の方のブログを拝見する限りでは一応これでも飛行機には乗せていただくことは可能みたいでしたが、私たちは軽くて折りたたむとさらにコンパクトになる一人一台ずつのセカンドベビーカーを用意することにしました。

 

選んだのはJeepのベビーカー、J is for Jeep SPORT Limitedです。

実はあまり比較検討もせずにお店に行って選んだのですが、とにかく日頃エアバギーに慣れている身からすると軽くて持ち運びがとても楽!

エアバギーがあまりに楽に運転できてしまうため、慣れないうちは段差など注意が必要だと感じましたが、慣れてくるとこれはこれでとても扱いやすいです。

旅行中の写真がありましたのでいくつか掲載いたします。 

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マリーナベイサンズのお部屋にて

 

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シンガポールチャンギ空港にて

 

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マリーナベイサンズの対岸にて


実際に旅行に持って行ってみての感想としては、全体的にはメリットが大きかったかなというところです。

思いつく限り、羅列してみます。

 

メリット

・一人一台のため狭い通路でも気兼ねなくスイスイ通ることができる

・エレベーターが見当たらない、もしくはすごく遠くにあるなどの理由で使いにくい場合でも、エスカレーターや幅の広い数段の階段であればそこもベビーカーで通ることができる(エアバギーではどちらもまず不可能)

・大人3人、赤ちゃん2人の今回の場合、タクシー移動の際にベビーカーがコンパクトになったからこそ大きなスーツケースまで納めて一度に全員乗ることができた(エアバギーではおそらくそれ自体を乗せることすら不可能)

 

デメリット

・一人一台ずつ押さなければならない=今回、国内移動時は夫と私しか人手がなかったのに、ベビーカーとは別に子どもたちや私の荷物の入った大きなスーツケースと夫のボストンバッグも持つ必要があった(結局夫が一台ベビーカーを押しながらスーツケースとボストンバッグを持ってくれましたがきっとすごく大変だったと思います)

 

こんなところでしょうか。

デメリットは書き出してみたら一つしかなかったものの、その負担は結構大きなものであると感じたため、国内移動時だけでも二台をくっつけて私一人で操作できたら良いのに...とは思いました。

とにかく、今回旅行してみての感想としては、公共交通機関を利用する国内移動こそが大変です。

 

余談ですが、いつも双子用ベビーカーに乗せられて相手が隣にいることに慣れている二人は、一人一台になったのが嬉しかったみたいです。

また、私の(実用性はほぼ度外視された)乗用車にもこの一人用2台であれば乗せることができるため、前より気軽に車でも出かけやすくなりました。

さらに、帰省などで新幹線を利用する際にも移動しやすくなりました。

基本的にあまり持ち物を増やしたくない傾向にある私は一人用ベビーカーを二台も持つことの必要性に懐疑的でしたが、今となっては購入して本当に良かったと感じています。